<岐阜ヘリ墜落>知事が事故当夜に宴席 女性幹部との懇親会(毎日新聞)

 北アルプス奥穂高岳で昨年9月、岐阜県防災ヘリコプターが墜落して同県職員3人が死亡した事故当日の夜、古田肇知事(62)が、岐阜市内のホテルで開かれた酒宴に出席していたことが、15日分かった。古田知事は「酒に口をつけたかもしれないが、報告は逐次受けており、事故への対応にぬかりはなかった。何かを犠牲にして会合に出たわけではない」と話している。

 事故は昨年9月11日午後3時20分ごろ発生。古田知事によると、懇親会は女性幹部職員との親交を深めるため年1回開かれている。知事は午後7時40分に退庁し、約30人が出席する中、午後8時ごろから1時間近く参加したという。会場の女性職員に事故の担当者はいなかった。08年は給与をめぐる職員組合との交渉のため、出席しなかったという。

 古田知事は「会合は女性職員の意見を聞くためのもので、公務として必要だった。遺族対応についても、他の職員に、遺族の気持ちを大切にするようにと指示していた。会合後も午前4時まで、自宅から電話やファクスで対応を職員に指示していた」と話し、酒宴への出席に問題はなかったとの考えを示した。

 古田知事は通産省出身。2005年1月初当選し、現在2期目。【山田尚弘】

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